キャンピングカー>●中古車両のチェックのコツ

中古キャンピングカーを選ぶ際の注意点を少し・・・。

エンジン等自動車の部分のチェックの仕方については、中古情報誌などに
再三に渡り解説されていますから、特に説明の必要はないと思います。

ここでは、キャンピング設備のチェック方法や確認する場所などのコツなどを、
書きたいと思います。

まず、一番に住宅関係でも消耗品といわれている水周りのチェックをします。

水タンクに水をまず満水にします。（この、「満水に」というのがポイントです。
なぜなら、ここで水タンクに亀裂などがないかを同時に確認する意味も持ちます）

そして、水タンクからの漏水などがないことを確認した後に、こんどは温水ボイラー
のある車であれば、ここにも水を満たします。

そして温水ボイラーに点火して水を温めます。水が温まるまで、通常は20分位
かかります、その間に冷蔵庫のある車両は冷蔵庫のスイッチも入れておきます。

続いて、トイレの洗浄水タンクに水を満水にして、少しトイレボウルの中に流して
みます、その時、水がボウルの中に溜まらず下のタンクに落ちてしまうようならば、
カセットトイレのリップシールと呼ばれるゴムのパッキンが劣化している可能性が
ありますので、注意が必要です。

これも時間が経ってから少しづつ減る場合もありますから、溜めてしばらく経ってから
再度チェックする必要があります。

次に、電気関係のチェックです、ランプ類は切れていないか、スイッチは壊れていないか
などを確認します。

次は、FFヒーターのチェックをします、夏場はきついチェックですが、車のエンジンをかけて
後部居室内の冷房があれば、それのチェックと同時に行います。

あとは、対面対座シートのリクライニングがスムーズに動くか、ベット展開した時にシートに
ガタがないかなどもチェックします。

次は、エントランスドアがスムーズに開閉できるかや、窓に付いているブラインドや
カーテンに破損や変形がないかもチェックします。

ここで、ようやく先程の温水ボイラーのチェックを改めてします。

まず、ちゃんと温水ができているかはもちろんの事、ボイラー内の水がメインタンクに
落ちてしまってないかもチェックします。

（これは、ボイラー内のシール性能が低下すると、エアを吸ってしまい、ボイラーに
水を満たしていても、勝手に減ってしまうトラブルを確認するためです）

あと、以外に忘れてしまうのがタイヤのチェックです。キャンピングカーのベース車両は
トラックなどのタイヤの大きな車両です。

製造年月日のあまり古い物や、残り溝が少ないものは購入してすぐに交換が必要になります、
大きなタイヤということは、価格も高いので、ここは忘れずに確認するようにしましょう。

以上のように普通の車と違って確認事項は多岐に渡っていますので、本気で購入したい
中古キャンピングカーがあれば、時間に余裕をもってチェックに向かう事をおすすめします。

中古でもキャンピングカーは高額商品です、各装備の作動状況を納得いくまで確認をして、
購入するのに越したことはありません。

中古キャンピングカーについては、こちらのサイトでも詳しく説明しています。
参考にして、よい中古キャンピングカーを選んで下さい。

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