キャンピングカー>●ルーフベント選びのコツ

ルーフベントとはいわゆる換気扇の事です。一般的にキャンピングカーは
小さな家という考え方から、多くの車両が屋根の部分にルーフベントと呼
ばれる換気扇を装備しています。

ただ、この換気扇のみだと、換気扇に付いている蓋を開放してしまうと、
雨が降った時にまともに車内に雨水が入ってきてしまいます。

そこで、ここには通常ルーフベントカバーなるものを装着し、雨の時でも
換気できるようにしています。

私のキャンピングカーにも、最初は小さなファンの付いたルーフベントが付いて
いたのですが、ファンの音がうるさいのと、換気効率が悪いので、業界では
超有名な、ファンタスティックルーフベントなるものに付け替えた経緯があります。

現在では標準装備がほぼ当たり前になりつつあるこの商品ですが、当時は
当然のようにオプション扱いでしたから、なにも知らない私は、標準装備
の換気扇だけで十分だと考えていたのです。

交換後は、なんて静かで換気効率のよい製品なのだ、と感動した覚えがあ
ります。今までの小さな換気ファンは何だったんだろうという感じでした。

確かアメリカ製の製品だと思うのですが、おおざっぱな印象しか持っていな
かった自分の中で、アメリカ製の製品の印象が変わった瞬間でもありました。

いずれにしても、このファンはキャンピングカーの換気装置としては
必須のものだと思います。

種類としましては他にポーラエアーとか、マックスファンなるものもあり、
蓋の開閉が電動式だったり、水滴センサーが付いていて雨が降ると自動的に
蓋を閉じるタイプや、ファンのスピードを無段階で調節できるものもあります。

ルーフベントファンを回して、室内の窓を開けておけば、季節のいい時などは、
とても快適に過ごすことができます。

停車時に回しておくと夏の暑い時期などは、車内温度の上昇スピードを抑える
効果もあります。

結論としては、近年発売される新しいモデルのほとんどに標準採用されている
実績を考えても、購入時より装着するのが当たり前の装備だと思います。

オプション扱いになっているのなら迷わず取り付けを依頼しましょう。
私は自分で取替えをしましたが、結構面倒でしたから・・・。

対費用効果度　☆☆☆☆☆　（☆5個が最高）