私のキャンピングカーの駆動方式はパートタイム4WDです。フルタイムとの違いは、
4WDにしたい時だけ切り替えて4WDに出来る事です。
4WDに切り替えるには、車外に出て、前輪についている、普段はフリーにしてある、
センターハブをロックして、なおかつ車内のスイッチを操作しないと4WDになりません。
このようにフルタイム4WDと比べれば、格段に面倒な作業が必要になりますが、
パートタイムには利点もあります。
まず、フルタイムに比べて燃費が良い事です。
フルタイム4WDは常に前輪にも駆動力を与えているので、その分燃費が悪いのです。
その点、普段は前輪がフリーになっているので、転がり抵抗が少なく燃費が良いと
考えられます。
次の利点は、砂浜などでスタックしにくい、という事です。4WDでもスタックする時は
スタックするのですが、フルタイムだとスタックした時にはもう、脱出できない状態に
なっていることが多いです。
これに対して、パートタイムの最強の使い方を紹介します。まず危なそうな所には、
2WDのまま、バックでゆっくり進入します。ある程度バックして後輪が軽くスタックしたら、
そこで車を止めて、前進しましょう。
そこでうまいこと前進出来ればオッケーですが、万が一後輪が空転したら、すぐにアクセル
ペダルから足を離しましょう。
ここまでで、後輪が軽くスタックした程度で止まっています。
ここからが、パートタイム4WDの良いところです。この状態から、前述の操作を経て、
4WDに切り替えます、そうすると前輪に駆動力がかかり、前輪の接している地面は先程後輪で
通れたスタックの心配がない地面ですから、前輪が地面を確実にとらえて、簡単に後輪も脱出
できます。
こんな感じで危なそうな所は確認しながら走ることにより、12万キロ以上走っていますが、
レスキュー車のお世話になった事は、一度もありません。
切り替えとかが面倒ですが、今はパートタイムのベース車がもう無い事も勘案しますと、
パートタイム4WDのキャンピングカーは貴重な存在ですから、中古市場で見つけたら、
早めに動かれた方が良いと思います。
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