キャンピングカー>●ＬＰガス搭載の問題とは？

ＬＰガス搭載については、賛否両論があります。

現在では、一部のバスコン、キャブコンなどで、ＬＰガスを搭載（使わない）
キャンピングカーも発売されています。

主にＬＰガスを使う機器は、ＦＦヒーターや温水装置（ボイラー）、コンロ、
3WAY冷蔵庫、などがあり、これらの設備の燃料として使われています。

ただ、車内にＬＰガスを積むということに、根強い不安感を抱いている方も
多く、そんな声に応えた形で、ＬＰガスレスのキャンピングカーが登場しています。

ＬＰガスを搭載しないとなると、前述の装備はどうやって使うのかと思われ
そうですが、それぞれに代替品がちゃんとあります。

ＦＦヒーター・・・ガソリン・軽油を燃料とした、ベバストヒーターなるものが
　　　　　　　　　あり、燃料も車の燃料タンクと共用のため、燃料供給の心配
　　　　　　　　　が不要。

温水装置・・・・・電気式やエンジンの熱を利用して温水を作る装置があり、
　　　　　　　　　そういった装備があれば、ガスは不要。
　　　　　　　　　ただ、エンジンを掛けないとお湯ができないという欠点
　　　　　　　　　があります。

コンロ・・・・・・経験から、基本的にカセットコンロで十分です。
　　　　　　　　　 火力も備え付けのものより大きいですし、外でも使える
　　　　　　　　　 点でもメリットがあります。

3WAY冷蔵庫・・・・1WAYのコンプレッサーを使用したものがあり、
　　　　　　　　　 3WAYより冷えはよいので、むしろこっちの方がよいでしょう。

結論としては、事故の際に安全上の不安がある、ＬＰガスを無理に積んだ
キャンピングカーでなくとも、同様の装備品によって快適に生活ができる
ということになります。

ＬＰガスレスのキャンピングカーも十分に、選択肢のひとつとなると思います。

ちなみに私のキャンピングカーは10年前の車両で、ＬＰガス搭載ですが
ガス関係のトラブルは一度も起きていないことも、付け加えておきます。

対費用効果度　☆☆☆　　　（☆5個が最高）